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その18 : 高価な材料は部分使用にする
まいど、よこやんです。
ここでは、新築をお考えの方に少しでも費用を抑えるためのヒントを掲載しています。
その18 : 高価な材料は部分使用にする
「良いものを安く」は、誰もが希望する永遠のテーマかもしれません。
しかし、「良いものは、やっぱりそれなりの値段がする」と言うのが、現実です。
これは新築に使う住宅設備や材料にも当てはまります。
無垢材の床や壁、天然木から切り出した柱、水晶入りのキッチンカウンターなどなど、数が少なかったり、高価な材料を使うとコストアップになります。
設備で言えば、機能が増えれば増えるほど、高価になる傾向にあります。
家の中すべてをこういった材料で仕上げてしまうと、当然価格がどんどんアップしていきますので、予算を越えてしまうことも多々あります。
「それでもやっぱり使いたい!」という方は、このような方法はいかがでしょうか。
①お客さんの目に留まるリビングなどに使用し、寝室や子供部屋などは安価な材料で仕上げる。
②壁の一面だけに使用し、部屋のアクセントにする。
③面積の小さい箇所に使用する。(トイレの床、カウンターなど)
④「ここ!」というこだわりの場所に集中して使用する
使用範囲や数量を制限することで、コストアップを防ぎます。
また、最近の材料は、非常に出来が良く、高級に見えるものもたくさんあります。
床材では、合板に数ミリの無垢材を貼りつけたものがあり、見える場所・接する箇所は無垢材となります。
壁紙も、印刷技術の向上から、パッと見では印刷と分からないクオリティーの物も多数あります。
尚、維持管理や清掃面の観点で見ると、天然素材は手間がかかります。
無垢材の床を例にすると
①安易な水拭きができない、水気に弱い(反りや割れの原因になる)
②経年で色が変わってくる(味わいでもありますが)
③樹種により傷が付きやすい
などが上げられます。
KLCで施工の際は、メリット・デメリットをしっかりご説明させて頂きます。
何十年も住み続けるお家ですので、長い目で見た家作りも大切です。
とは言え、こういったことを含め、家族でワイワイ検討するのはとても楽しいものです。