Cross Talk×子育て世代

男性の育児休業取得の促進が社会的なテーマとなる中、
カワサキライフコーポレーションの産休・育休制度や、
仕事と育児の両立について語り合ってもらいました。

Member

  • 中村 正吾

    事務系総合職
    管理本部 管理部
    2007年入社

  • 森次 菜奈

    事務系総合職
    保険事業部 保険企画部 企画課
    2010年入社

  • 喜多山 和則

    事務系総合職
    不動産事業部 物販・サービス部
    商品販売課
    2014年入社

  • 上田 貴之

    技術系総合職
    建設事業部 工事部
    2016年入社

仕事も子育ても
楽しむ気持ちがやっぱり大事

現在、どんな仕事に取り組んでいますか?

中 村
各事業部の伝票処理や月次締め作業、税金計算、事業計画の作成など、経理業務を幅広く担当しています。子育てのために時差勤務を利用し、勤務時間は7時から16時までです。
森 次
自動車保険の新規契約獲得に向けた企画立案に運営、結果の分析業務など担当しています。現在は、9時から16時半までの時短勤務です 。
上 田
企画を立ち上げるって難しそうですね。普段どんなことを意識されているんですか?
森 次
自分自身が仕事を楽しめなければいい企画は生まれないので、常に前向きでいるよう心がけていますね。仕事も子育ても、楽しむ気持ちはやっぱり大事かなと思います。
上 田
なるほど。私は川崎重工業工場内での修繕工事・改修工事などの工事管理業務を行っていて、レスポンスを早くすることを意識しています。専門性の高い職種のため時期によっては休みが取りづらく、そういった意味で育休を分割取得できるのはありがたかったです。
喜多山
皆さん、パパ・ママ社員の先輩で、いろんな経験をされているんですね。私は商品販売課で、川崎重工業関連会社の福利厚生を幅広く手がけています。
中 村
例えばどんなものがあるんですか?
喜多山
物販、備品の発注、ケータリングサービスやレンタカーの手配、社内コンペで使うゴルフ場の予約など、挙げるとキリがないのですが…(笑)。どんなものがあれば社員の皆さんに喜んでもらえるか、いつも考えています。

育休の取りやすさはもちろん
子育てを幅広く応援

パパ·ママ社員の産休·育休取得に
ついて教えてください。

喜多山
今年(2024年)6月に生まれるので、育休を取得すべきかどうか迷っています。当社では男性社員の育休取得が推奨されていますが、世間一般にはまだ例が少ないので…。皆さんはお子さんが生まれる際、育休を取得されましたか?
上 田
うちには子どもが2人いますが、2人目が生まれたときに1カ月の育休を取得しました。ちょうど当社で産後パパ育休の制度が導入された時期です。
喜多山
育休を取ろうと決められたのはなぜですか?
上 田
もともと育休は取らず、妻の実家に協力をお願いする予定でした。ところが、義父母がコロナにかかってしまいまして…。急遽、私が育休を取ることになりました。
喜多山
それは大変でしたね。
上 田
ええ。ですが、会社や部署のメンバーが柔軟に対応してくれて、本当に助かりました。
森 次
私は2018年3月に出産しました。それから育休に入って、翌年2019年5月から職場復帰をしました。
喜多山
お休みを取られるとき、周りの反応はどんな感じでしたか?
森 次
ごく自然に、温かく受け入れてもらえましたよ。仕事は先輩に引き継ぎをさせていただき、「大丈夫だよ。何かあったらLINEするからね」と言ってくださって。おかげで、安心して産休・育休に入ることができました。
中 村
うちには子どもが3人いますが、妻が専業主婦で実家の助けも借りられる状況だったため、育休は取得していません。その代わり、時差勤務やリモートワークを子育てに活用させてもらっています。
喜多山
育休以外にも、子育てをサポートしてくれる制度があるんですね!
中 村
いろいろな制度を柔軟に使わせてもらえます。どのような形を取るにしても、カワサキライフコーポレーションは子育てしやすい環境だと思いますよ。

社内制度や同僚の協力があってこそ
仕事と育児が両立できる

仕事と育児の両立で大変だったこと、
工夫したことについて教えてください。

上 田
職種上、打ち合わせや検査など他の人に代わってもらうことが難しい仕事があり、育休を取る際は調整が必要でした。
喜多山
具体的にはどうされていたんですか?
上 田
産後パパ育休は休みを分割して取ることもできるんです。なので、仕事が集中する時期を避け、2週間休んでいったん復帰し、また2週間休むという形を取っていました。
喜多山
仕事の状況を見ながら休み方を決められるわけですね。育休からの復帰はスムーズでしたか?
上 田
ええ。当社は男女問わず育休への理解が浸透しているので、そこは気が楽でしたね。
森 次
私も、1年以上休んだにもかかわらず、安心して戻ることができました。育休中も部署の人と連絡を取り合っていたのが良かったと思います。業務連絡だけではなく、「調子どう?」など気遣いの言葉もよくかけてもらっていました。
喜多山
なるほど。今はどのようにして、仕事と子育てとを両立されていますか?
森 次
時短勤務を利用しているので、保育園のお迎えに間に合いますし、子どもと遊んだり習い事の練習を見てあげたりすることができています。また、子どもの行事で午前中だけ休みたい時は、午後からリモートワークにするなど工夫していますよ。
中 村
平日にも夫婦で協力して子育てができるよう、私は時差勤務を利用しています。16時に仕事が終わるので、子どものお風呂は基本的に私の担当。分担することで夫婦ともに余裕を持てていますし、休日には自分の趣味のサッカーも楽しんでいます。
喜多山
充実しているんですね。反対に、特に大変だと感じることはありますか?
森 次
子育てには不測の事態がつきものなので、正直大変なことばかりです。ただ、今はリモートワークが導入されたおかげで、随分と働きやすくなりました。例えば、子どもが急に熱を出しても、家で仕事をしながら子どもを見られますし。

これから子育てをする人の
サポートができるように

自身の中に芽生えた変化や、今後の仕事に
生かしていきたいことはありますか?

中 村
育児に積極的に参加したことでその大変さを実感し、妻への感謝の気持ちがより一層強まりました。
喜多山
いい話ですね。中村さんは育休を取らずに子育てをされていますが、その上で、やはり育休は取った方がいいと思いますか?
中 村
子どもの夜泣きがひどい時期は、夫婦で順番に抱っこして夜通しあやしていました。私の場合は、体力づくりも兼ねてスクワットしながら(笑)。ただ、翌日の仕事に響くこともあるので、子育て経験者としては、ぜひ積極的に取ってほしいと思います。
森 次
明けない夜はない、というか、どうやっても次の日の朝はやってきますからね。一方で、子育てに終わりはなくて、育休終了のタイミングで子どもの手が離れるわけじゃないので、そのあたりは夫婦でしっかり相談して決めるのが大事だと思いますよ。
上 田
子どもだけじゃなく、奥さんの体調やメンタル面のケアが必要なケースもありますしね。私自身、育休を取得して、いろんな発見がありました。当時の経験を踏まえて、今度は自分が後輩の育休取得をサポートする側に回りたいなと思います。
中 村
今後子育てをする人のために、より良い環境をつくっていきたいですよね。
喜多山
皆さんのお話を聞いて、育休を前向きに考えようと思えてきました。
森 次
育休を含め、働きながら子育てをしてみて、カワサキライフコーポレーションは本当にいい会社だと改めて感じました。周囲の人がみんな、「子どものことを一番に考えてね」というスタンスで応援してくれるんです。その心遣いに応えるためにも頑張ろうと、仕事への熱意が一層高まりました。